Nintendo Switchのゲームニュースチャンネル
「トルクル(TorqueL) 物理調整版 情報公開室チャンネル」の
記事をブログとして転記しています
今回は、トルクルのHD振動の仕様について説明したいと思います。
仕様説明用の資料画像も用意してみましたので、あわせて読んで頂ければと思います。
■A/B/X/Yボタンを押したときのHD振動
箱の辺が伸びる方向をHD振動で提示します。
方向の提示は左右方向については振動子の左右配置、上下方向については上は高い周波数、下は低い周波数、というように振動させることで表しています。
この時のHD振動の強さは一定です。
(実際の実装はボタン入力の検知ではなく、辺が伸びた増分に応じてHD振動させる形になっており、辺の伸びる増分は常に一定のため振動の強さも常に一定になります)
■A/B/X/Yボタンを押しながら回転させようとしたときのHD振動
箱の辺が伸びている方向をHD振動で提示します。
方向の提示については上記ボタンを押したときの仕組みと同様です。
HD振動の強さについては、現在の回転方向と違う方向に回転させようとするほど強く振動する仕組みになっています。
(自動車やバイクに乗ったことがある方は通常の発進と坂道発進の違いというとわかりやすいかもしれません)
■A/B/X/Yボタンでの補足
複数のボタンを同時に入力したときもそれぞれの方向に応じて同時に振動します。
(箱の辺が90度ずつ存在するので、開発で想定しているHD振動の振動子の配置と矛盾しない)
■HD振動が例外的に停止する状況
ミスになったときやゴールに到達したときは、ボタン・キー入力問わずHD振動が停止します。
■おすすめのコントローラー
開発の独断と偏見ですが、トルクルのHD振動機能が一番わかりやすいのは「Joy-Con2本持ち」の状態かなと思います。
次いで、「プロコントローラー」「Joy-Conグリップ」「携帯モード」と続いていく感じです。
感じ方には個人差もあると思いますが、参考にしてみてください。
■ちょっとした秘密
トルクルは一人用のゲームなので、コントローラー(Joy-Con2本持ち、プロコントローラー、Joy-Conグリップ)の接続数は1つまでの対応になっています。
ですが、実は携帯モードで接続(装着)しているJoy-Conは同時に操作が可能です。
この場合、HD振動は対応するボタンを押している方だけが振動するように実装しています。
興味のある方はぜひ試してみてください。
今回は以上となります。
それでは、またお目にかかりましょう。